インフルエンザに罹患して感じたこと 個人的見解です(^^;
前回のブログでも書きましたが
今回インフルエンザB型に罹患してしまいました(^^;
結構つらい症状だったのですが2日半ほどで回復しました。
実は早く治すために自らの知識と情報をフル活用して、自らの身体で変化をみていました(^^;
その時の様子を自らの備忘録として記録しておきます。
その治療というのは『お灸』『スーパーライザー』そして治療ではありませんが『入浴』です。
* お灸とスーパーライザーによる治療
風邪など感染症は治る過程で、熱が上がる時期は生体の正しい反応として交感神経を緊張させ、体温を上げるよう作用し免疫細胞の働きを活発化させ、今度は免疫細胞のサイトカインなどの働きによりさらに体温上昇させます。それによりウイルスを死滅させます。
その時生体の状態は、熱が出て、心拍数が上がり、血管が収縮して寒気悪寒を感じ、その後実際熱が上がると火照ってきます。
その後ウイルスとの戦いが落ち着くと、反動で副交感神経優位になりだるさや眠気などが強くなります。熱も下がりはじめます。この時期は寝ても寝ても寝れます(笑。
治る過程では当たり前のように行われる一連の反応ですが、なかなか治らないとか、ズルズル引きずってるのはこの過程のどこかに滞りがあるのかも知れません。
またその滞りを作る要因になるものがあるのかもしれないです。その方の体力だったり、生活環境だったり、食事(栄養)だったり。
今回、私はこの一連の自律神経の反応をスムーズにするために、当院にある『スーパーライザー』を用いて、星状神経節への照射を1日2回行いました。(9008)
1日目には熱はあまり上がってなかったのですが、照射後1℃も!体温上昇が見られました!
この時は同時にお灸(灸点紙を用いた灸)も施していますので、どちらが作用したかはわかりません。
2日目も同様に行いました。相変わらず熱は高めで推移していて、治療をした後にも若干の体温上昇が見られました。この時が最高の37.8℃でした。
しかし昼過ぎから熱も落ち着きはじめ、7℃代前半まで下がっていました。夜には7℃を切ってきたので入浴を試みました。
さらに3日目には朝の検温で平熱の36.4℃まで下がっていました。
治療はスーパーライザーは1日2回、お灸は1回施しました。
どちらも自律神経の正常な働きを後押しする治療だと思ってますので、今回はうまく功を奏したと思っています。
ただこれは私個人の一例であり、その前にイナビルも吸入していますので、単独での効果ではないということ、今回は食欲もあり、私自身比較的体力があったので、全ての人に当てはまる治療と効果ではないということだけは言っておきます。
* 入浴
そして入浴ですが、熱が下がった2日目の夜に入浴しました。
入浴をその時期にしたのは、まず新陳代謝を上げてさらに治りを加速させようと考えました。それから筋肉細胞内に入り込んだウイルスを早めに除去させるために血流改善させること。
このウイルスを叩いた後の残骸があると、しばらく筋疲労感や痛みがしばらく残ると考えたからです。
これらもこれが功を奏したのか、入浴後はすっきりして、その後も痛みだるさはさほど感じてはいません。
いろいろ書きましたが、自分がその病気になっていろいろわかる事があります。そんな経験もまたこれからの臨床に活かせるところは活かしていきたいとおもいます。