妊活に欠かせない栄養素って?〜マルチビタミンの栄養素と必要量

こんにちは^ ^

ジメジメの時期、まだしばらくは続きそうですね(^^;

梅雨末期の大雨にも注意してください!


さて今回はマルチビタミンに何を求めるか?妊活に必要な栄養素と必要量についてみていきます。


マルチビタミン剤は…

マルチビタミン剤には25種類以上の原材料が含まれています。

これで妊娠力に影響するさまざまなビタミンと微量ミネラルを摂り、食事での不足をほぼ補うことができます。


注意すること

ただし注意が必要な点があります。

だいたい鉄分とヨウ素も追加されていますが、商品によってその量はさまざまです。

DHAを加えられたものもありますが、EPAを含むものはあまりありません。

また推奨されるオメガ3脂肪酸、ビタミンD、カルシウムを含まないものもあります。

なので錠剤1個では足りないものがあります。


ドラッグストアなどにはたくさんのメーカーからマルチビタミン剤が販売されていますが、すべてが同じようにつくられているわけではありません。

自分が飲むものに、妊活に特に必要な『ビタミンA、C、D、E、葉酸、カルシウム、鉄分、ヨウ素』が含まれていることを確認しましょう。購入するマルチビタミンの原材料を下記のリストに照らして含有量などチェックしてみてください。

マルチビタミン剤に求めるべきもの

① ビタミンA

ビタミンA 最大5000IUまでのベータカロテンは許容されます。ビタミンAはベータカロテンと表示されていれば問題ありません。


② 鉄分 18mg

女性にとっては大変重要な栄養素となります。

ただ、ほとんどの男性はサプリメントの鉄を摂取する必要はありません

③ ヨウ素 150μg

④葉酸 200μg以上1000μg、つまり1mgまでは問題ありません

⑤ DHA

まったく含まれていないものもあります。含まれている場合、1回分が300mg以上のものを探しましょう。EPAも含まれているビタミン剤が理想です。

マルチビタミン剤に加えて、魚油のカプセルも飲む必要があるでしょう。300~400mgのDHAと500mgのEPAを含む、分子蒸留されたオメガ3を探して、1日でいちばん量の多い食事と一緒に摂取しましょう。


⑥ ビタミンD
1日1,000 IU 以上(検査で不足がわかっている場合はもっと多く摂りましょう)。

ほとんどのマルチビタミン剤にはそれほど多く含まれていないので、追加のサプリメントが必要になります。


⑦ ビタミンE

dl-α-トコフェロール』と表記されたマルチビタミン剤を買わないこと。これは合成されたもので、質の悪い製品のしるしです。

ラベルに『d-a-トコフェロール』と書いている場合は問題ありません。

天然のビタミンEはd-α-トコフェロール、合成品のビタミンEはdl-α-トコフェロールとラベル表記してあります。吸収や体内での効果に大きく差があります。

混合トコフェロールとトコトリエノールを200~400IU、上限600IU含むほうが望ましいです。

⑧ ビタミンB12 推奨量 2.4μg

⑨その他のビタミン

マルチビタミン剤にはビタミンCとBが含まれている可能性があります。

ビタミンB群にはさまざまなものがあります。

チアミンとも呼ばれるB1、リボフラビンとも呼ばれるB2、ピリドキシン Hcl とも呼ばれるB6、ナイアアシンまたはナイアシンアミドのB3、B12はシアノコバラミン、B7はビオチン、B5はパントテン酸とも呼ばれます。


⑩ 微量ミネラル

ビタミン剤には少量の銅、亜鉛、マグネシウム、カリウム、カルシウムが含まれているべきです。


マルチビタミンといっても多くのメーカーから販売されています。上記を参考にできるだけ推奨量が入ったものを選びましょう。


表記の単位について

μg(マイクログラム)

0.001g(グラム)=1mg(ミリグラム)=1,000μg(マイクログラム)

IU(アイユー)

国際単位(International Unit)の略で、脂溶性ビタミン(ビタミンA、D、E)などに使用される単位です。 mgに換算すると以下の容量になりますのでご参照ください。


ビタミンA:1IU=0.33mcg  

ビタミンD:1IU=0.025mcg  

ベータカロテン(消化吸収率を考慮しない場合):1IU=0.6mcg  

ベータカロテン(消化吸収率を考慮した場合):1IU=1.8mcg  

天然ビタミンE:1IU=0.67mg    

合成ビタミンE:1IU=1mg

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