夏の“冷え胃腸”対策~薬膳で胃腸をいたわる~
暑い夏、アイスや冷たい飲み物、お刺身や冷やし麺…。
ついつい手が伸びてしまいますよね。
でも、冷たいものの摂りすぎで胃腸が弱っていませんか?
・食欲がない
・下腹が冷えて痛い
・便がゆるい
・お腹が張る
・なんとなくダルい
そんな症状が出ているなら、
「冷えた胃腸」かもしれません。
薬膳では、胃腸(=脾・胃)は
「後天の本(生命の土台)」とされ、
ここが弱ると全身に影響が出ると考えます。
今回は、薬膳の視点から冷えた胃腸を立て直す方法をまとめました。
✅冷えた胃腸のときに「おすすめの食材」
以下の食材は、胃腸の働きを整え、体を内側から温めてくれます。
- 🥣 白米(特におかゆ):脾を補い、消化吸収しやすい
- 🫚 しょうが:胃を温め、気を巡らせる
- 🥕 にんじん:胃腸の働きを助け、元気を補う
- 🍠 かぼちゃ:甘みがあり脾を補う
- 🥬 山芋(長芋):消化を助け、胃腸を健やかに保つ
- 🫘 小豆:利尿・むくみ改善、胃腸の水分バランスを整える
- 🐔 鶏むね肉・ささみ:高たんぱくで消化にやさしい
- 🌿 大葉・しそ・ねぎ・生姜などの香味野菜:気を巡らせ、胃の動きを促進
🍽おすすめ薬膳料理(簡単&美味しい)
- 🔥 鶏としょうがの中華粥 →お腹にやさしく、回復期の定番
- 🍠 かぼちゃと山芋のとろとろスープ →胃腸を癒やす優しい甘み
- 🫘 小豆とかぼちゃのいとこ煮 →冷たくしてもOK、胃腸・むくみに◎
- 🍚 白粥+梅干し+しそ →消化促進・食欲増進にも効果的

🚫避けた方がよい食材・料理
以下は、胃腸に負担をかけたり、冷えを悪化させるため、症状があるときは控えるのがおすすめです。
- ❌ 冷たい飲食物(氷入りの飲み物、アイス、スイカ、冷やし中華など)
- ❌ 生もの・お刺身(特に空腹時・体調不良時)
- ❌ 辛味・刺激物(唐辛子、にんにく、大根おろし、濃いわさび醤油など)
- ❌ 脂っこい料理(唐揚げ、揚げ物、ラーメンなど)
- ❌ 味の濃い加工食品(ポテチ、インスタント麺など)
- ❌ 冷たい果物(メロン、バナナ、キウイなど)
- ❌ アルコール・コーヒー(特に空腹時は避けて)

🧄どうしてもお刺身や薬味が食べたいときは?
- お刺身は常温に近づけて少量だけ
- 温かいご飯やお味噌汁と一緒に
- しょうがやしそ、ねぎなどの「温め食材」と組み合わせて
- にんにく・わさびは少量に抑えて刺激を調整しましょう
🍵薬膳的セルフケアもプラス
- 朝一杯の白湯で胃を目覚めさせる
- 食事は温かいもの中心に
- お灸(足三里・中脘など)もおすすめ
- 適度に体を動かし、気血の巡りをよくする

✨まとめ:夏でも「冷えすぎ」は要注意!
胃腸の調子が悪いと、栄養も、気力も、やる気もダウン…。
夏は涼しさを求めてしまいがちですが、内臓の冷えこそが不調の根っこです。
薬膳の知恵を取り入れて、「食べながら整える」暮らしを始めてみませんか?
鍼灸やお灸と組み合わせることで、より深い体質改善も目指せます。


