難聴の一症例

こんにちは(^^)

今回は当院に来院の多い疾患の一つ、難聴の一症例について書いてみたいと思います。

難聴の症例
【75歳 女性 左耳の難聴】
当院受診の半年前に突然耳の奥に痛みを感じ、少し聞こえが悪くなったと感じていたが放置していた。しかし聞こえが徐々に悪くなり、3ヶ月前から子供や孫と携帯電話で話す時にほとんどきこえなくなった。その後耳垂れ(耳の中から褐色の汁)が出てきて、耳鼻科の病院受診をされた。

病院での検査は特に耳の内部には異常は見られない。オージオメータによる聴力検査では右耳にも年齢的な難聴はあるものの、左耳はさらに聴力が落ちており、特に高音が聞き取りにくい。

薬(ビタミン剤)が処方され、症状は少し改善はあったが、まだまだ生活に支障があり、また、聞こえないというストレスもあり当院を受診されました。

当院での所見ですが、まだパートで清掃のお仕事をされてる事もあり頸や肩、背中などにコリ感と圧痛が非常に強く見られました。また夜も寝れず不眠症で睡眠不足にもなっていらっしゃいました。食欲はありお腹は空きますが、あまり美味しくなくて義務感にかられ食べている状態でした。
もうこうなってしまうと、負のスパイラルで自力で回復が難しくなります。

治療は難聴の回復ですが、まずは「おいしく食べる」「ぐっすり眠る」が基本ですので
鍼灸治療はその回復に努めます。

鍼灸治療はお身体全体の調整に加え、耳周辺の経穴(ツボ)を用いて耳の血流を改善する治療を施し、さらにスーパーライザーで星状神経節と耳周辺へ照射しました。それにより更に相乗効果で回復が早まることが期待されます。

当初は治療頻度は1日おきに1ヶ月継続していただき、頸や肩のコリがかなり楽になり、睡眠も取れるようになり、また聴こえの自覚症状に改善傾向が出て来ましたので、その後は週2回のペースで治療を施しました。

その後病院受診はされてはいませんが、携帯電話でも自然に左耳で聞いており、お孫さんとも以前のように会話ができていると喜ばれていました。

難聴にも原因、病態によりいろんな種類がありますので、全てにおいて同じ結果が出るとは限りませんが、この症例のように鍼灸治療により改善するものはかなりあると思われます。ただし時間との闘いになりますので早めに治療を開始することを強くお勧めします。

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