ランニングと妊活
こんにちは(^^)
先週は鹿児島マラソンがありました。全国的にみても各地でマラソン大会が開催されていますね^_^
マラソンブームと言われて久しいですが、もう定着した感もあります。
今回はそのマラソンと妊活について書いてみたいと思います。
まず結論からいうと
・タイムを意識して速さを競うマラソンはNG
・特にフルマラソンなどハードな運動は妊活中は避ける
ではその理由ですが
・ハードな運動は、全身の細胞に酸素を運ぶ妊娠に欠かせない『鉄』などミネラル分の損失が多くなります。
・また体脂肪が少なすぎてやせすぎの状態になると、エストロゲンの産生が少なくなります。
体脂肪が少ないと『身体の栄養不足』と判断しエネルギー節約のため生命維持に支障のない排卵はストップします。
それにより無月経、生理不順を引き起こします。
・酸素を多く取り入れることにより活性酸素が増加します。
余分な活性酸素は細胞の酸化、つまり老化を促進してしまいます。細胞の老化というのは遺伝子に影響が出るということにつながります。
当然精子や卵子に影響が及ぶことも例外ではありません。
※写真と本文は関連ありません。
最近ではアスリートの無月経が、エストロゲン不足して骨粗鬆症を引き起こすことも問題になっています。
女性の場合、体脂肪率17%以下になると半数以上が無月経になるというデータもあります。
健康的な女性の体脂肪率は20から30%といわれています。
運動そのものはとてもいいものです。
ですが何事もやりすぎはダメですね。
妊活中は積極的に適度な運動をしましょう。
参考図書
『あなたが33歳過ぎて妊娠できない44の理由』桜井明弘著