食べる喜びを保つには?〜鍼灸の役目
こんにちは(^^)
徐々に昼間の気温も上がり真夏日も増えて来ましたが、体調管理をしっかりとして元気に夏をむかえましょう^_^
さて今回は食に関する事について書いてみたいと思います。
でもこれまで食べるものが大事であることや、食べ方も大事だという事を書いてきました。
そもそも東洋医学では『医食同源』と言われています。
ではなぜ大事か?という事について身体機能の面から書いてみたいと思います。
東洋医学では体力について
『生まれ持った体力』=『先天の気』
『生まれた後に補う体力』=『後天の気』
という概念があります。
『先天の気』はもともと親からもらった体質的なもので、生後は増えることはありません。
そして、加齢や過労、ストレス、病気などで徐々に減っていきます。
ですので、生活の環境を整えることが無駄な先天の気の消費を減らします。
『後天の気』というのは日々の食事で得られるエネルギーで、先天の気を補う役目もあります。
これは食べ物で得られますが、内臓が元気でしっかり消化吸収ができることが前提となります。
暴飲暴食などで疲労して吸収が上手くいかなくなると、先天の気を使いながら回復を待つという事になります。
つまり鍼灸治療は痛みには当然効果を発揮しますが、
内臓の働きにも注目して整えて後天の気を補える身体にする事により、疲労回復や健康管理を行います。
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美味しいもの、身体に良いものを食べる
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消化吸収をしっかりできる
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元気になる、疲労回復、
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妊娠しやすい身体、美容につながる、仕事もバリバリできる
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充実した生活
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続く…
今回は鍼灸治療の目標とするもので、概念の一端を書いてみました。
もうお分かりのように、元気な身体がいろんな意味で充実した生活が送れると思います。
当院では妊娠を希望される患者さまも多く来院されますが、何に置いても結局は元気な身体が根本にないとダメなんですね。
でも小難しいことは置いといて、
『美味しいものをいつまでも美味しく食べたい!』
それでいいんです(^^)
受療される皆さまの元気のお手伝いができれば我々治療家にとってこの上ない喜びです。