東洋医学的見地からの予防法について
こんにちは^ ^
コロナウイルスがいまだ終息の気配を見せず、政府も必死に抑え込みにかかっていますが、潜伏期間の関係か効果が見えてこないのが現状です。
そこで我々民間レベルでもできる対策は取りたいものです。
そんな中、鍼灸師として東洋医学的見地から、予防法について考えてみました。決してこれらは特別な方法でもなんでもないですので、参考にしていただけたらと思い書きます。
東洋医学的な見解では…
現地の医師が診た患者さんは「寒湿」、「湿邪」、「痰湿」の状態だそうです。
これは風邪でよく表れるものです。
症状の特徴として
- 身体が重くだるくなり背中がはる
- 肩こりがひどくなる
- 身体の冷え
そして武漢の気候は、年間を通じて湿度が高いようです。夏は蒸し暑く、冬は湿度が高く寒い、底冷えがするような気候で日本海側に似ています。グーグルで地形を確認すると揚子江が武漢の真中を流れ、湖がたくさんあります。広い平野ですが、四方を山地に囲まれています。やはり地理的にみても寒さと湿度が大きく関係しているようです。
対策としては
- 湿をためない、水分を体内に溜め込まない
- 疲労を溜めない
- 冷やさない
具体的には
- 防寒対策をしっかりする
- 水分、とくにお酒を飲み過ぎない
- 塩分、味の濃いものを取り過ぎない
- 早寝早起きを心がける
- 使い捨てカイロでお腹、特におへそを温める
- 足三里へのお灸
以上が現時点で体質やコロナウイルスの病態から考えられる自宅でできる予防法のまとめです。
もちろん『うがい・手洗い・マスク・アルコール消毒』は基本ですが、手軽に自宅でできる方法ですので是非参考にされてみて下さい。
ちなみに当院でも体調管理のための、様々な感染症対策となる治療も施していますのでいつでもご相談くださいね。鍼灸治療はそもそも様々な研究で免疫力を調整する作用がある事がわかっています。
学校が休校になったり、いろいろなイベントが延期や中止になったりと生活に影響が出ていますが、憂いてもどうにもなりません。
今こそ人類のこれまでの経験や叡智を結集して乗り越えましょう。
ニッポン、がんばろう!