冬の養生〜寒い時期の過ごし方と食物は?
こんにちは^ ^
もうクリスマスですね♪そしてその後はお正月^ ^
楽しい時間ではありますが、飲んだり食べたりする機会が多く、疲労しやすい時期でもありますよね。
できるだけ疲れを残さないよう、東洋医学の知恵を借りてこの時期を乗り越えましょう^ ^
【冬の過ごし方とは?】
寒い冬は植物は枯れて、動物や虫は地に潜り冬眠する季節です。
むやみに気持ちを外に出さず、心静かに暮らしましょう。
朝は日の出を待ってゆっくりと目覚め、春に備えて心や体にエネルギーを蓄えておくことが大切です。
【冬はどのように食材を取る?】
寒く乾燥した気候に合わせて、体を温める食材を意識的にとりましょう。
スパイスや辛味のある野菜が血行をよくします。
また、腎の働きを助ける高麗人参や長芋、山芋、自然薯などのやまのいも、また、五行配当表からも読めるように、黒い食材も腎の働きをよくして、生命力と免疫力の源になると考えられています。
それが冬の寒さによって衰えた生理活動を維持し、活動が活発になる春に備える事にもつながります。
やまのいもは消化酵素のジアスターゼも豊富に含み、消化吸収促進効果もあります。
野菜はミネラルを多く含む根野菜など、旬のものを必ず火を通して温めて食べましょう。
冷めたごはんやおかずもそのままにせず、一度温めて食べるように心がけましょう。
【五行色体表でみる冬の食材】
辛味をとる:体を温める作用がある
・しょうが、ねぎ、にんにくなど
・山椒、胡椒、シナモン、とうがらしなど
・酒を適量とることで体を温める
鹹(しおからい)味をとる:腎の働きを助ける
・昆布、ひじき、わかめ、のり、魚介類など、火を通して食べる
黒い食材をとる:腎の働きを助ける
・黒きくらげ、黒ごま、黒米、黒豆、海藻類、しいたけ、黒糖
元気を補う食材をとる:春のためにエネルギーを蓄える
・羊肉、牛肉、えび、しいたけ、やまのいも、もち米など
・高麗人参、なつめなどの食薬
今年も残りわずかになってきました。当院は30日午前中まで鍼療いたしますが、ご予約枠を減らしている関係で、最終日はすでに空きがございません。他の日も埋まりつつありますのでお早めのご予約をおすすめいたします。
ではクリスマス、お正月健やかにお過ごしくださいね^ ^