不妊症に見られる東洋医学の体質的特徴(3)〜【血虚】
こんにちは(^O^)
最近、寒暖差が激しく体調管理が大変ですね。家事や仕事を元気にこなすためには予防も大事です。
『だるさ、眠気などの倦怠感を吹き飛ばしたい!』鍼灸はそのお手伝いをしますのでご活用くださいね
さて今回は妊活における体質的特徴第3弾【血虚】についてみていきます。
血虚というのは、東洋医学でいう「血」が足りない状態、血液不足で循環が悪い状態です。
今でいうと貧血、鉄不足という状態です。しかし、血液検査 (ヘモグロビン、MCH(血色素)、血清鉄フェリチンなどの項目)は貧血とまでは診断はでないものの、境界線近くにいる方が多い印象です。
血虚の身体症状の特徴として
- 貧血傾向
- めまいがおこりやすい
- しびれ
- けいれんをおこしやすい
- 皮膚につやがない
- 顔色が悪い
- 眠れない
などがみられます。
イメージをキャラクターでいうとちびまる子ちゃんにでてくる「ふじきくん」でしょうか。
また基礎体温においては
- 低温期が長い
- 高温期が短い
月経の状態では
- 月経血の色が薄い
- 量が少ない
そのほかに
- 子宮内膜が薄いといわれる
- 排卵誘発剤で反応しにくい
などがみられます。
このようなタイプのかたは
- レバーやほうれん草など鉄分を多く含む食品を取ることをおすすめします
- またサプリメントによる鉄の補充もおすすめです
鉄は一度にたくさんとっても吸収される量は決まっていますので、毎日少しずつでもとることが大事です。
いかがでしょうか?
毎回書きますが、これは病気ではなく、その前段階の不調です。
そして鍼灸で血流を改善して、治療効果を最大限に発揮するためにも大事な要素です。
できることから少しずつやっていきましょう。