新型コロナウイルス対策について(1)
みなさまこんにちは(^_^)
もう連日テレビやネット上でご存じのことと思いますが、新型コロナウイルス感染による肺炎の罹患者が日本国内でも増え続け、九州も福岡、熊本と感染者が確認されました。鹿児島で発症者が見つかるのも時間の問題と思われます。

しかしあまりに過剰に怖がるのもよくありません。無頓着でもよくありませんが・・・
【正しく怖がる】ということが大事になります。
正しく怖がるというのは、
- 正しい情報を得て
- 冷静に判断して
- 可能な限り予防に努める
大事なことはウイルスを持ち込まない、うつさない
みなさんそれぞれがウイルス拡散予防する認識を持つことです。
- 熱があったり体調がすぐれないときは外出を控え休むことも大事になります
- また咳が出るときは咳エチケットでマスクを着用する
危険なのは持病を持つ高齢者の致死率が高いので、これらの方々にうつさないよう気を付けないといけません。
逆にそれ以外の健康な方々は通常の感染症対策で問題ないといわれます。
いまの時期はインフルエンザ、一般的なかぜのウイルスもかかりやすいですのでそれらに対する対策と同様程度で大丈夫です。
マスクも予防には有効ですが、最も大事なのは感染の可能性がある方が拡散防止のために着用することです。
買い占める方がいますが、マスク不足は政府とメーカーが一体となり増産体制に入り、まもなく解消されるので買い占める必要はないといわれます。むしろ必要とされる方に届くよう配慮が必要です。

現時点で有効で判断の材料になる識者の見解、情報をまとめましたので、少しでも参考になればと思います。
○手洗い励行。できればアルコール消毒。
○体力が下がることは極力避ける。(お酒は飲まない。)
○早寝早起きをする。
○栄養、とくにタンパク質を多めにとる。
○コンタクトより眼鏡。(気になったら、花粉用ゴーグル)
○手にはウイルスが付着していることを強く意識する。目や鼻は絶対触らない。
○調理や食事の前も手洗い。(特に素手で食材を触るならば。生物(生野菜)も注意。)
○帰宅後はなるべく早くお風呂にはいる。髪の毛や顔にもウイルスが付着している可能性はあります。
○できれば衣服もアルコール噴霧したいところですが、無理なので、服にもウイルスが付着していることを意識して取り扱う。(アイロンやスチームをかけるのは有効、日光に晒すのも有効。)
○咳やくしゃみをしている人、特にマスクをしていない人には近づかない。
○トイレに行く前に手を消毒する。
○マスクを捨てる時に手にウイルスがつく可能性があります。マスクはビニール袋などにいれて下さい。ふたのないゴミ箱に入れっぱなしは危険です。
○他人のキーボード、スマホ、iPad、鍵盤やタッチパネル等にもウイルスは付着していると考えて下さい。手に付着しても感染しないですが、それで目や鼻を触ったら感染はあり得ます。
これだけ対策して感染したらもう仕方ないです。おとなしく養生しましょう。
良くないのは、過度に心配すること。ニュースを見過ぎること。
では当院での対策について次のブログで書きます。

関係機関のホームページも貼り付けておきます。
鹿児島県HP コロナウイルスに関する県内関係情報
https://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kansen/kansensho/coronavirus.html
厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
国立感染症研究所