今この困難を乗り越えるために〜山中教授のことば
こんにちは
今、コロナウイルスによる社会情勢の変化や混乱に、大変な不安や心配をしている方も多いと思います。
身体への感染のリスクの心配もありますが、この状況の先が見通せない不安や、社会情勢の不安など、精神的な部分にも大きな影を落としています。さながら精神にも感染してしまってるようです。
そんな時、信頼のおける誰かの言葉に救われる事があります。
先日放送されたNHKの9時のニュース番組の中で山中教授が話されていました。その話にとても勇気をもらい覚悟することの大事さを感じました。それがwebにありましたので引用させていただき、以下に貼り付けます。よろしければ長文ですがお読みください。
以下貼付
「僕もですね。『これは1年の闘いです』と言ってますけど、心の中では半年で終わってくれたら本当にうれしいなと。1か月で終わってくれたら本当にうれしいなと思っています。ぜひ予想が外れてほしいですけれどもただ、やはりこれは備えて・・・。逆のパターンで、甘く見ていて逆にひどいことになってしまうともう取り返しがつかないことになりますからいろいろな情報を判断するとやっぱりかなりの確率で
”長期戦になる”と思っておいたほうがいい。
これが1年くらいかかったときに”想定外だった”とは全然いえない。いろいろな論文とかを解析した上での自分の、ある意味、仮説です。それが真実かどうかは歴史が証明するしかない」
「それでも山中さんはウィルスとの”うまいつきあい方”を見つけることはできると確信しています」(山中教授)
「日本だけじゃなくて、人類がこのウィルスに試されている。うまく対処すれば、やっつけることはできないですが、うまくつきあえる。きっと1年後2年後には季節性のインフルエンザと同じくらいのつきあい方に、季節性インフルエンザよりはちょっと高齢者は気をつけたほうがいいねというような状態に1年後にはもっていけると思います。いつまでも続くものではない」
『新型コロナウィルスはすぐそこにいるかもしれないと自覚することが大切です。桜は来年も必ず帰ってきます。もし人の命が奪われたら二度と帰ってきません』ものすごく強いメッセージだと感じました」教授)
「この週末、来週の週末あたり花は本当にきれいなんですが、花は、桜は必ず来年も帰ってきますから。いまは感染が広がって高齢者を中心に亡くなる方が増えるとその方の命は絶対に戻ってきませんので、例年のように有名なところにみんながワーッと集まって長時間滞在するというのはことしに限ってはぜひ、東京とか京都とか大阪だけじゃなくて、日本全国で我慢するべき。
自分の安全、自分の周囲の高齢者の安全、そして社会の安全を自分で守ろうという意識をもつことがそういう意識をもつ人がどれだけ増えるかが大切だと思っています」
以上貼付
これまでips細胞という未知の分野の研究をされてきて困難を乗り越えノーベル賞を取った山中教授のことばは、重みがあり、とても感銘をうけました。
山中教授は自身のサイトで独自の情報発信をされていますので御覧下さい。
こちらから
これから長い戦いになるかもしれませんが、覚悟をもって自分にできることをひとつひとつ積み重ねて、そして全員で一丸となって乗り越えていきましょう!