片頭痛
こんにちは(^^)
今回は片頭痛にについてみていきます。
日本で片頭痛を持っている人の割合ですが、全人口のうち8.4%。20~40代の女性で高くなっています。
30歳代女性で20%、40歳代女性で18%となっています。
また未成年者でも多いのが特徴で、高校生で9.8%、中学生で4.8%という調査結果がでています。
若年層で片頭痛に悩んでいる方が多い印象です。
【片頭痛の症状は】
片頭痛の症状、どんなものなのがあるのか?
- 頭痛発作を繰り返し、発作は4~72時間持続
- 痛みは片側性、拍動性(心拍とともに出る痛み)
- 痛みが結構強い
- 日常動作で増悪する
- なかにはまぶしさや音に過敏になる人もいる
- 前兆としてキラキラした光、点などが見えたり、感覚異常、失語症などがある
(国際頭痛分類第2版より抜粋)
【痛みの原因とは?】
そもそも片頭痛はなぜ起こるのか?
はっきりとした原因はまだ分かっていません。
以前は拡張した血管による痛みが原因と言われていましたが、現在では否定されています。
いくつか仮説はありますが何らかの理由で視床下部が刺激されることで、顔の感覚神経である三叉神経に炎症が生じ、非常に過敏な状態となり、血液中の化学物質やホルモンなどに反応して痛みを感じるというもの。
また悪化させる要因として寝不足、寝過ぎ、疲労、ストレス、大きな音、強い光、気圧や温度、湿度の変動、飲酒、月経、排卵、更年期などが挙げられます。
これらに反応する脳の部位としては、視床下部ですので、ここに関与することが原因と考えられています。
片頭痛の原因はまだ判明しませんが、視床下部にアプローチできる鍼灸治療は、片頭痛の痛みのコントロールや予防に大変有効ですよ!
まだまだ奥の深い頭痛ですが、できるだけわかりやすくこちらで書いていきますね(^^)