🍂 秋に増える「耳鳴り・めまい・難聴」への鍼灸とスーパーライザーのアプローチ

秋は朝晩の冷え込みと日中の暑さの差が大きく、

自律神経が乱れやすい季節です。

特にこの時期に増える症状が 「耳鳴り」「めまい」「難聴」。

「耳がキーンと鳴る」

「急にフワッとする」

「聞こえにくい」

などの症状で来院される方が少なくありません。

今回はその背景と、鍼灸やスーパーライザー(近赤外線照射)のアプローチ、

さらにご自宅でできるセルフケアについてまとめます。

👂 秋に耳の症状が増える理由

  1. 寒暖差で自律神経が乱れる→ 血管の収縮・拡張が不安定になり、耳や脳の血流が不安定に。
  2. 血が頭に上りすぎる→ 肩や首がこり、上半身に血が滞りやすく「耳鳴り」「めまい」につながる。
  3. 脚の血流が悪い→ 下半身の冷え・むくみが出やすく、全身の循環バランスが崩れる。
  4. ストレス・疲労→ 交感神経が過敏になり、耳の神経が過活動を起こしやすい。

🌿 鍼灸によるアプローチ(東洋医学的解釈)

🦴 耳の症状と関係する首・肩・背中の筋肉

耳鳴りやめまいの患者さんを触診すると、次の筋肉に強いコリや緊張が見られることが多いです。

  • 胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)
    首を回す・傾ける筋肉。過緊張すると耳の奥に違和感や耳鳴りを起こしやすい。
  • 僧帽筋(そうぼうきん)
    首から肩・背中に広がる大きな筋肉。肩こりと同時に耳の症状が出やすい。
  • 板状筋(ばんじょうきん:頭板状筋・頸板状筋)
    後頭部から首にかけて走る筋肉。頭痛やめまいに関与。
  • 斜角筋群(しゃかくきん)
    首の前側・横側にある細い筋肉。緊張すると血流や神経を圧迫し、めまい・耳鳴りを悪化させる。
  • 肩甲挙筋(けんこうきょきん)
    肩甲骨を持ち上げる筋肉。ストレスで硬直しやすく、首こりや耳閉感の原因に。

東洋医学では、上記の筋肉へのアプローチと同時に

耳の症状を全身のバランスの乱れとして捉えます。

  • 腎虚(じんきょ):加齢・慢性疲労 → 難聴・耳鳴り
  • 肝火上炎(かんかじょうえん):ストレス・血が上りやすい体質 → 高音性の耳鳴り・めまい
  • 痰湿阻滞(たんしつそたい):水分代謝の乱れ・むくみ体質 → 低音性の耳鳴り・めまい
  • 気血両虚(きけつりょうきょ):疲労・貧血体質 → 慢性的な耳の不調

鍼灸では「耳の周囲」だけでなく、

全身のツボ(腎兪・太谿・太衝・足三里・三陰交など)を使って体質を整え、

症状を根本から改善していきます。

🩺 スーパーライザーによるアプローチ

スーパーライザーは近赤外線を用いた医療機器で、

星状神経節(首の自律神経の要所)や耳周囲に照射することで

次のような作用が期待できます。

  • 血流改善:内耳や脳の循環を良くし、酸素と栄養を届ける
  • 自律神経調整:交感神経の過緊張を抑え、副交感神経を優位にする
  • 神経安定化:聴覚神経や前庭神経の過剰な活動を鎮める

耳鳴り・めまい・難聴はいずれも

「内耳血流」と「自律神経のバランス」が大きく関わるため、

スーパーライザーは3つの症状に共通して効果が期待できる治療法といえます。

🏠 ご自宅でできるセルフケア

症状が軽いうちに取り入れられるケア方法もご紹介します。

  1. 首・肩を温める→ ホットタオルを首の後ろや肩にあてて血流改善。
  2. 足湯→ 下半身の血流を促し、「頭にのぼった血」を下げる。
  3. 耳のマッサージ→ 耳全体を軽く引っ張ったり回したりして血行を促す。
  4. 深呼吸とリラックス→ 1日数回、腹式呼吸を意識して副交感神経を働かせる。
  5. 規則正しい生活リズム→ 特に睡眠をしっかりとることで自律神経が安定。

🎯 まとめ

秋の寒暖差は自律神経を乱しやすく、

「耳鳴り」「めまい」「難聴」を引き起こす要因となります。

スーパーライザーで 血流と自律神経を整え、

鍼灸で 全身のバランスを調整することで、症状の軽減と再発予防が期待できます。

セルフケアも合わせて取り入れ、

体調の変化に早めに気づいてケアしていくことが大切です。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA