元気の源ー「健康な睡眠」 とは?
こんにちは(^^)/
今回はすべての元気の源のひとつである、「睡眠」についてみていきます。
元気の源というのは
食事、運動、呼吸、排泄と睡眠だと考えます。
これらがきちんとできることで、人間の身体は代謝が促されます。
これが人間の心とからだのさまざまな活動に大きく影響をあたえます。
なかでも睡眠は、疲労回復や身体修復など、
自律神経のリズムを作る大事な要素になります。
ということで睡眠についてみていきます。
【そもそも「健康な睡眠」 とはどういうものか?】
一番深い睡眠が出るのは入眠した直後ですが、
それは「レム(REM)睡眠ではない」ということで「ノンレム(non-REM)睡眠」という名称が付いています。
これが約 90 分続きます。
その後、短いレム睡眠が続いて出てくる。
それを 1 周期として、明け方までに 4~5 回繰り返される。
明け方になると、それほど深い睡眠ではなくて、レム睡眠が長くなります。
ノンレム睡眠は、脳も身体も休まります。
レム睡眠は「夢を見る睡眠」脳は起きているときと同じように活発に動きますが
身体は麻痺している状態です。
このような健康な睡眠であると、
最初に睡眠の重要な役割を果たして
明け方はどちらかというと起きる準備に入ります。
この時は、頭も脳も起きているときと同じような動きで、深い睡眠は出ません。
【睡眠障害とは?】
睡眠障害の一つとして
「睡眠時無呼吸症候群」があります。
これは持続した深い睡眠が取れないため、絶えず覚醒反応が出て、
本人は気づいていなくても起きているような状態です。
そうなると、明け方に深い睡眠が出てこようとするため、
目覚めも悪くすっきりしません。
【睡眠の質と体温】
また、寝る時間が遅くなると、
睡眠の質が悪くなっています。
睡眠が後ろ倒しで「夜型」になると、
睡眠にとって大事な体温に影響します。
普段であれば夜中の 3 時ごろが一番低いのですが、
明け方の起きる時間帯に一番低い体温になるので
なかなか起きられなくなります。
【睡眠負債】
慢性の睡眠不足は「睡眠負債」といわれますが
そういう状態では絶えず深い睡眠が出ようとしている状態です。