ぐっすり寝たい!すっきり目覚めたい!~睡眠の質が低下する理由
こんにちは(^^)/
今回は睡眠の質について。
「睡眠の質」とは、睡眠の中身や深さといったイメージを持つ方が多いと思います。
明確に定義されている言葉ではないので、人それぞれでイメージが異なるのは仕方がありません。
睡眠の質は、大きく3つの要素から構成されていると考えられます。
「睡眠の質」を構成する要素は以下の通りです
- 寝つきの良さ
- 眠りの深さ
- スッキリとした目覚め
これら3つが満たされている睡眠を「質の高い睡眠」と呼びます。
では睡眠の質が低下する理由はなんでしょうか?
主に以下の3つが挙げられます。
- 体内時計の変化
- 加齢とともに、睡眠に関係する体温やホルモンのリズムが早くなります。
- そのため、高齢者は若年者よりも早寝早起きになりやすく、深い眠りの時間が減ります。
- ホルモンバランスの乱れ
- ストレスや疲労がたまると、睡眠を促すセロトニンやメラトニンというホルモンの分泌が減ります。
- 逆に、興奮を高めるノルアドレナリンというホルモンの分泌が増えます。
- このように、ホルモンのバランスが崩れると、睡眠の質が低下します。
- 疾患や薬の影響
- 高齢者は、認知症やパーキンソン病などの神経疾患、睡眠時無呼吸症候群や心不全などの全身疾患にかかりやすくなります。
- これらの疾患は、睡眠のリズムや深さに影響を与えます。
- また、疾患の治療薬や睡眠薬にも副作用があり、睡眠の質を低下させることがあります。