ぐっすり寝たい!すっきり目覚めたい!〜不眠症の原因とは?
こんにちは(^。^)
今回は健康の基本とも言うべき『睡眠』について書きたいと思います。
まずは眠れない状態である「不眠症」の原因を5つご紹介します。
- 身体的原因
- 病気による痛みやかゆみ、息苦しさなどの症状が続くことで寝付けないケース
- 頻尿による夜間の目覚め
- 加齢による睡眠リズムの変化
- 生理的原因
- 睡眠を妨げる環境や、生活習慣に原因があるケース
- 交代勤務や海外出張など、体内リズムの乱れによっても不眠を引き起こしやすくなる
- 心理的原因
- 悩みや不安、緊張など、何らかの精神的なストレスが原因で起こるケース
- 精神医学的原因
- 精神疾患が原因となるケース
- 薬理学的原因
- 服用している薬の副作用や、飲酒、喫煙、カフェイン摂取の習慣が原因のケース
若年者の不眠症も近年増えてきていますが、やはり50歳を越えてくると、原因が加齢による不眠症が増えてきます。
どちらもつらいことに変わりはありませんが、加齢による不眠症は複雑に原因が絡み、よりつらいものとなります。
加齢によって睡眠の質が低下する具体的な理由としては、主に以下の3つです。
- 体内時計の変化
- 加齢とともに、睡眠に関係する体温やホルモンのリズムが早くなります。
- そのため、高齢者は若年者よりも早寝早起きになりやすく、深い眠りの時間が減ります。
- ホルモンバランスの乱れ
- ストレスや疲労がたまると、睡眠を促すセロトニンやメラトニンというホルモンの分泌が減ります。
- 逆に、興奮を高めるノルアドレナリンというホルモンの分泌が増えます。
- このように、ホルモンのバランスが崩れると、睡眠の質が低下します。
- 疾患や薬の影響
- 高齢者は、認知症やパーキンソン病などの神経疾患、睡眠時無呼吸症候群や心不全などの全身疾患にかかりやすくなります。
- これらの疾患は、睡眠のリズムや深さに影響を与えます。
- また、疾患の治療薬や睡眠薬にも副作用があり、服用の仕方を間違うと睡眠の質を低下させることがあります。
以上、不眠症の原因と睡眠の質を低下させる具体的な理由についてあげました。
次回は、睡眠の質を上げる具体的な方法をご紹介します。