梅雨時期から夏の養生法~夏野菜の上手な摂り方
こんにちは(^^)/
いよいよ鹿児島も梅雨本番といった天気が続きますが体調はいかがでしょうか?
今回は
そんな時期の東洋医学的にみた、上手な過ごし方をご案内します。
【夏・梅雨の養生】
大地を潤し、植物が大きく育ち、やがて花を咲かせるこの季節。
人間も新陳代謝が活発なときです。
体内に蓄えていたエネルギーを発散させ、活動しましょう
気持ちを外に向け、焦ったり、怒ったりせず、陽の気をしっかりとり込みます。
夏は体のなかに熱や湿気がこもりやすく、
心が高ぶることで動悸や不眠になったり、
体が重だるく、食欲不振や胃腸の調子が悪くなったりしやすい季節です。
ほてりなど、体の余分な熱をとるには
夏野菜や苦味のある食材をとり入れましょう。
ただし、冷たいもののとり過ぎはかえって胃腸の働きを弱めるので、
お年寄りや胃弱の人は、生ものは控えて、
体を冷やさないように
しょうがやしそ、スパイスなどを使いバランスをとることが大切です。
冷房で身体が冷えやすい人も同様です。
また
体の余分な水分を排出し、胃腸の働きを整えるには、
水の巡りをよくする豆類や穀類、ウリ科の野菜がよいでしょう。
【酸味をとる】
汗のかき過ぎを防ぐ
梅干し、レモン、酢、さんざしなど
【苦味をとる】
余分な熱を冷まし、暑さから体を守る
・にがうり、ピーマン、みょうが、菊花、緑茶など
【水を巡らせる食材をとる】
余分な熱を冷まし、水分代謝を上げる
・トマト、なす、きゅうり、とうがん、すいかなどの夏野菜
・はとむぎ、緑豆、とうもろこしのヒゲなど
【元気を補う食材をとる】
暑さと汗で不足する気を補う
・雑穀、豆類、いも類など
・かぼちゃ、にんじん、きのこ類
・高麗人参、なつめなどの食薬