冷えが気になるこの時期に
【冷えが気になる】
ここのところ、朝晩が急に冷え込むようになってきましたね。
こんな時には体の内側から温める食材や
血流を促進するような旬の食材を摂って
風邪などひかないよう元気に乗り越えましょう!
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冷えの出方は人によってさまざま。
手足の先が氷のように冷たい人、
顔はほてるけれど下半身が冷えてつらい人など。
また冷えは、頭痛、肩こり、月経痛など多くの不調の元になります。
漢方では、冷えの原因をいくつかに分類しています。
まず
血行が悪くて末端まで熱を送れない人、
手足の先が冷えてしびれ、しもやけやあかぎれなども出やすくなります。
肌の色も悪く、冷えのぼせも起こります。
全身を温める力が弱い人は、
足腰を中心に下半身が冷えてだるく、むくみやすくなります。
トイレが近く、関節なども冷えて痛みやすくなります。
お腹が弱くてエネルギーを作りにくい人は、
腹部が冷えて下痢しやすいのが特徴です。
とくに首や腰、足首などのくびれた部分は冷やさないように注意して、 服装や入浴などでもケアしましょう。
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【薬膳でのとらえ方】
〇温熱性の食材をとる
旬の温性食材 秋たまねぎ ねぎ かぼちゃ くり ゆず 金柑
体を温める機能が弱り、新陳代謝も低下しています。
しょうがやねぎなど温熱性の食材をとりましょう。
お腹がとくに冷えている人は、冷飲や生ものは控えて、シナモンなどスパイスを活用しましょう。
〇血行をよくする食材をとる
血行を良くする食材 かに えび うなぎ とりレバー しいたけ にんじん レンコン など
血行不良による冷えは女性に多く、
血の不足から血の巡りが悪くなり、手足の先が冷たくなるのが特徴です。
上半身はのぼせて下半身は冷えるようなこともあります。
血を補い巡らせるために赤や黒の食材を積極的にとりましょう。
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【薬膳食材を使った簡単レシピ】
○冷えて新陳代謝が落ちている、疲労感や食欲がない時
『しょうが紅茶』
温かい紅茶としょうがの組み合わせで
黒糖を加えるとより美味しくいただけます。
身体も温まり、落ち込みやイライラにも効果ありです^_^
○風邪をひいてしまい咳や痰が出る
『レンコンはちみつ』
すりおろしたレンコンとはちみつを
一緒にお湯に入れ混ぜて飲みます。
レンコンは冷性の食材ですので、
炎症や火照りを鎮めてくれます。
さらにはちみつが肺や喉を潤してくれます。